信託太郎
信託太郎
投資家 / 数学者
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田舎育ちの中高年投資家・数学者。 リーマンショックやコロナショックを乗り越え、数々の失敗と学びを経て今に至る。 資産形成コンサルタントとして活動中。 節約・投資・税金といった分野を長年研究し、 数学的な視点も交えながら「正確な情報発信」をすることを信条としている。 信じて、託そう、未来の自分に。
税金

【効果的】サラリーマンでも簡単にできる!オススメ節税対策5選!

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信託太郎
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どうも、信託太郎です

突然ですが、「サラリーマンは節税なんてムリ」と思っていませんか?
実は、会社員でもできる節税の方法はたくさんあります。
むしろ、ちょっとした意識の違いで年間数万円〜数十万円の差が出ることも珍しくありません。

今回はサラリーマンでもできる節税方法をご紹介します!


1.ふるさと納税で実質2,000円の節税+特産品ゲット

サラリーマン節税の王道といえばふるさと納税
自分の住民税・所得税の一部を「寄付」という形で他の自治体に振り分けられる制度です。

たとえば年収500万円の方なら、6〜7万円程度の寄付が上限になります。
実質負担は2,000円だけで、
・お米
・牛肉
・果物
などの返礼品がもらえます。

👉 「寄付金控除」の申請を忘れずに!
確定申告または「ワンストップ特例制度」で簡単にできます。

ふるさと納税の上限金額を調べるサイト「ふるさとチョイス」のリンクを貼っておきますので是非参考に!

年収別にすぐわかる。ふるさと納税の控除上限額かんたんシミュレーション|ふるさとチョイス


2.医療費控除&セルフメディケーション税制を活用する

医療費控除とは、

年間で10万円(または所得の5%)を超える医療費を支払った場合、
確定申告をすれば所得税の一部が戻る控除のこと

対象は、

  • 病院・歯医者・薬局の支払い
  • 治療のための市販薬
  • 通院時の交通費(バス・電車代)
    なども含まれます。

また、家族の分も合算OKなので、家計全体でまとめて申告しましょう。
👉 領収書や明細書は1年分まとめて保管しておくのがコツです。


一方、セルフメディケーション税制とは、

実は医療費控除とは別の選択制の制度で、
一定の「OTC医薬品(スイッチOTC)」を年間12,000円以上購入した場合に、
その超過分を最大88,000円まで所得控除できる制度のことです。

対象となるのは、
・かぜ薬
・鎮痛薬
・胃腸薬
・花粉症の薬 など。

ただし、以下の条件を満たす必要があります👇

  • 健康診断やがん検診など、健康維持の取り組みをしていること
  • 対象医薬品の**レシートに「★マーク」**がついていること

👉 医療費控除と併用はできないので、どちらが得か計算して選びましょう。年間10万円(もしくは所得の5%)を超える医療費を支払った場合、
確定申告をすれば所得税が一部還付されます。

通院代だけでなく、
・市販薬
・通院時の交通費
・治療のためのマッサージ代
なども対象になることがあります。

👉 家族分も合算できるので、領収書は1年分まとめて保管しておきましょう。


3.iDeCo(イデコ)で老後資金+節税の二刀流

イデコは「自分でつくる年金」です。
最大のメリットは、掛け金が全額所得控除になること。

たとえば月1万円を1年間積み立てると、
所得税・住民税の節税額は約2〜3万円になるケースも。
さらに運用益も非課税で、将来の年金として受け取れます。

デメリットは60歳まで引き出せないこと。
それでも「長期でコツコツ派」には最強の制度です。


4.生命保険料控除・地震保険料控除

年末調整で提出する「保険料控除証明書」、きちんと出せていますか?
これは立派な節税手段です。

・生命保険料控除(最大12,000円)
・地震保険料控除(最大5,000円)

これらを合わせると、数千円〜1万円程度の節税になります。
微々たる額でも、毎年積み重ねれば大きな差に。

信託太郎
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最近では、明治安田生命の「じぶんの積立」という商品も出てきていますが、生命保険料控除を狙いにいくのであれば手ごろな商品(元本割れなし、途中解約OK)になっていますね。


5.扶養控除・配偶者控除

家族を「扶養」に入れることで、所得税・住民税の控除が受けられます。

代表的なものは以下の通り👇

控除の種類条件控除額(最大)
扶養控除16歳以上の子どもや親を扶養している38万円〜63万円
配偶者控除配偶者の所得が48万円以下38万円
配偶者特別控除配偶者の所得が48〜133万円以下最大38万円

扶養や配偶者の年収を少し調整するだけでも、
世帯全体の税金が数万円変わることがあります。

子どもや配偶者がアルバイトやパートで稼ぐと、
所得が上限を超えて扶養控除が使えなくなる場合があります。

年末調整前に必ずチェックして、
「扶養から外れるかどうか」を早めに確認しておきましょう。

信託太郎
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ちなみに、あとになって「扶養できたのに~」なんてこともあると思います。そんなときも大丈夫!

確定申告(または還付申告)は、原則として5年前までさかのぼって行うことができます。今の時代はマイナンバーから確定申告ができるので、自宅から簡単にできますので、本当に良い時代になりましたね。

まとめ

サラリーマンでもできる節税は、意外と身近なところにあります。
難しい知識はいりません。
少しの手間と仕組みの理解で、年間数万円の差がつくのです。

信託太郎
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事務や役所の人が「この控除が使えますがどうですか?」なんて案内してくれたら良いのですが、そうはいきませんよね。

自分自身がお金を守る力(節税)を身につけていれば、こわいものはありません。

節税は立派な収入です。知識を身につけることで得られたお金に間違いはありませんから。

今回は、「サラリーマンでもできる節税方法」について解説していきました。

今回の記事を読んでいただき、節税による収入を増やしてくださいね。

このブログでは、しっかりとした調査研究のもと、正確な情報発信ができるよう努めて参ります。よかったらまたいらっしゃってください。

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信じて、託そう。未来の自分に!

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